痛い2

先日のワールドカップの谷間の時間帯に何人の人が見てただろうか、マツコデラックスの番組が宝石のエメラルドバイヤーの話だった訳。コロンビアに通いつめてエメラルドに傾倒してて。めちゃくちゃ胡散臭いのに、なんだか情熱的。俺もこの人からうっかり買いそうだし、実際エメラルド色々ググったし。それを見てた時に彼の口から連発されたパンチラインが『さわやかな風が吹く』だったのが印象的で。それ展示会ラッシュで使おう!なんて話を痛みの風のおかげですっかり忘れてたにも関わらず全くの予想外な方向のバイヤーさんからぶっこまれ、やっと思い出した昨日。

 

前置きは長くなりましたが今日も絶賛痛いのです、もはや足というか、足首の先にぶら下がるUSサイズ12の足と呼ばれる物体。痛いのがどこなのかも、もはやはっきり言えないくらい、痛みと言うか刺激というか。

 

昨夜ほど鮮烈ではない。というか分かってたの。絶対もうこの痛みが引いてないって確信めいた昨夜の君の瞳を忘れない。

 

おはよう!元気な挨拶が昨日の激しい夜をかき消すように。

今日も元気に痛いからね!

昨夜の君の激しさを隠すような快活な受け答え。油断して笑顔で布団から抜け出て、ベッドルームからリビングまでのたった2メートルほどの廊下で2度転んだよ。永遠にして無限の回廊。代官山から中目黒くらいの距離に感じたよ。もはや二日目にして腐れ縁のような、いや、もうなんていうんだろう別れられない、忘れられないセフレのような圧倒的な存在感。予感。彼女にはできない、もしくはしてはいけない甘美で、そして嫋やかな。もはや痛いのが当たり前だった毎日しか記憶を辿れないような不安な一歩。これはすごい。どんな記憶よりも鮮明で、どんな仕事よりも重労働。あゝ健康こそ金を出して買いたいものだよ先人はいいこと言っている。

 

今日は展示会で迎える側でもあり、行く側でもあったわけだけども、まあとにかくねじれた業界なんだなと実感したのが、同じ痛みと付き合ってきた、もしくはいまだに忘れられず未練タラタラで生活を改められなくまた、あの子に会いたくなって自暴自棄になってる人、きっぱりと清純派の親に紹介したいような彼女ができてそんな暗い過去は、なかったような振る舞う人、それぞれの思いや思い出に触れるにあたり、この子の、いや皆の中のこの子の大きさに少し怯む。

 

俺だけじゃなく、皆が鮮烈に彼女の事を語りたがる。そう、俺なんてまだ知り合って二日。まだまだあの子の事をわかったふりになっただけだわ、と反省して今家にいますやっぱりちょっとも引かないよ痛み。

 

お酒を飲めば二日酔い。

暴食すれば肥満。

特に二郎系なら確実に下痢。

それらの黄色信号を黄色信号としか思えず所詮は注意でしか無ければいつかはきっとこの子に会うのですよ。

 

あゝ昔教わったはずなのに。黄色は教習所では止まるはず。でも慣れって怖いよきっと大丈夫の積み上げが、自分だけは大丈夫、聞いた話では云々、俺の友達はさあ、とかね。本当これは自分に降りかからなければわからない話。

 

42歳になりました。もうすぐ43歳になるわけで。色んな人も女の子もおかげさまで見てきたつもりだけどこの歳になってこんなに強烈にまさに爽やかでは無いが風のように颯爽と、いや颯爽はさわやかか。吹き荒ぶ、荒れ狂う嵐のような風は、心の準備ができていなかったよ。

 

むしろこの歳になり、この子のこの強烈さを受け止められない自分は浅はかで、むしろ自分のキャパの小ささを反省すべきなのか?と只々下を向くばかり。

 

忘れられない出会いだけど今の僕には君を受け止めるだけの器は無かったよ。もう恋なんてしないよ。本当に全身全霊で僕に向き合ってくれてありがとう。

 

でも僕には無理だよ。

本当にごめん。

もう君とは会えないよ。

 

 

って自分で断れたらすごいいいのにな、めちゃくちゃ綺麗な髪質の長めのボブでマメに髪色を変えるような痩せ型Bカップ、カシミアのタートルがよく似合いスニーカーは俺に考えてよ。って言うような女の子が、痛風だったらなあと言う妄想を軸に気を紛らせて寝ます。いや、サッカー見ます。

 

仮にそんな子だったとしてもここまでのご褒美を毎夜。ではなく間断なく1日24時間寝ている時も寝返りのたびにキレて起こされる。耐えられるか考えてたらいい時間になってきた。もうすぐベルギーフランス始まるね。

 

表現的には風じゃぬるい。

痛い風?なめんなよ。嵐、もしくは台風な。痛嵐。

これにしようよ、病名。

 

ベルギーが3点取ってフランスに勝つと願いたい。

皆さんおやすみなさい僕はもう少しこの、別れたくとも別れられないせめて見た目は理想通りの彼女の髪を撫でていると言う設定でベルギー戦待ちます。